ローカルLLM作り方|4ステップで進める導入手順

ローカルLLMの作り方を紹介するアイキャッチ画像。ノートPCのチャット画面と4ステップのアイコンを並べている
悩んでる人

ローカルLLMって、結局何から手をつければいいの?

情シス あおい

実はやることは4ステップだけです。

ローカルLLMは環境さえ整えば数十分で動かせ、ツールもモデルも基本無料で試せます。

ただ、最初のツール選びを間違えると、対応OSやモデル形式で行き詰まりがちです。

そこで、公式ドキュメントと実機検証をもとに、共通する4ステップへ絞り込みました。

今回は、OS・ツールを問わず共通する4つの作り方の手順を紹介します。

この記事でわかること
  • ツール選び→インストール→モデル選び→チャットという、OS・ツール共通の4ステップ
  • LM StudioはGUI完結、Ollamaはターミナル操作が前提という違い
  • 16GBメモリ機で選べるモデルは、パラメータ数12Bあたりが実用の目安になること

手順だけ先に知りたいなら、結論と4つの基本ステップへどうぞ。

目次

ローカルLLM作り方|結論と4つの基本ステップ

ローカルLLMの作り方の4ステップを示す図解。①ツール選び②インストール③モデル選び④チャット開始を矢印でつないでいる

ローカルLLMの作り方は、ツール選び・インストール・モデル選び・チャット開始の4ステップで整理できます。

なぜこの4つで整理できるのか、まず全体像から確認します。

4ステップの全体像

①ツールを選び、②インストールし、③モデルを選んでダウンロードし、④チャットを始める。

  1. 使うツールを選ぶ(LM Studio・Ollamaなど)
  2. 選んだツールをインストールする
  3. 動かしたいモデルを選んでダウンロードする
  4. チャットを開始する

呼び方は多少違いますが、この4ステップはLM Studio・Ollama双方の公式手順と一致しています(2026年8月1日確認)。

本記事の体験の範囲

実際に試せたのは、MacBook Air(M1・16GB)でLM Studioを使った導入のみです(2026年7月時点)。

Windows環境とOllamaの手順は、公式ドキュメントの記載をもとに書いています。実機では試していません。

OS・ツールで変わるところ

ツールを変えると、モデルの入手経路とチャットの始め方が大きく変わります。

OSを変えても、4ステップという骨格そのものは変わりません。変わるのは各ステップの細かい操作方法だけです。

ローカルLLM作り方|ツール選びで変わる体験

ローカルLLMの作り方でツール選びにより体験が変わることを示す図解。LM StudioはGUI、Ollamaはターミナルと対比している

使うツールによって、GUIの画面操作だけで完結するか、ターミナル操作が必要になるかが変わります。

まず、代表的な2つのツールの違いを表で確認します。

ツール別の比較表

公式ドキュメントの記載を、項目別の表にまとめました(2026年8月1日確認)。

スクロールできます
項目LM StudioOllama
導入方式GUIアプリのみ常駐アプリ+ターミナル操作
モデル入手Hugging Face経由公式レジストリ経由(pull)
チャット開始Chatタブ(GUI)ターミナルでollama run

この違いこそが、ツール選びで最初に確認すべきポイントです。

LM StudioのGUI完結フロー

LM Studioの公式ドキュメントには、インストールからチャットまで画面操作だけで完結すると明記されています(2026年8月1日確認)。

実際にMac×LM Studioで試した際も、コードを書く場面は一度もありませんでした(2026年7月時点)。

普段使っているアプリを1つ増やす感覚に近く、専門的な知識は求められませんでした。

Ollamaのターミナル前提フロー

一方Ollamaは、公式クイックスタートの3ステップすべてがターミナル操作を前提にしています(2026年8月1日確認)。

悩んでる人

ターミナルとか、使ったことないんだけど……

情シス あおい

コピペで動くコマンドなので、身構えなくて大丈夫です。

ollama run モデル名 のようなコマンドを打つと、そのままチャットが始まる仕組みです。

公式ドキュメントの範囲では、LM Studioのようなチャット専用画面の記載は見当たりませんでした(2026年8月1日確認)。

ローカルLLM作り方|インストール手順をOS別に確認

ローカルLLMの作り方のOS別インストールを示す図解。macOS・Windows・Linuxの3つを並べている

インストール自体は、公式サイトからのダウンロードとOSごとの基本操作で完了します。

まず、実機で確認できたLM Studioの手順から見ていきます。

LM Studioのインストール手順

公式サイトからOS別のインストーラーをダウンロードし、通常のアプリと同じ手順でインストールします。

実際にMacで試したときも、ダウンロード後は設定を一切変えずにそのまま進めました(2026年7月時点)。

詰まる場面はなく、案内された順番通りに進むだけでインストールが完了しています。

OS別インストール手順の比較

公式ドキュメントに記載された、OSごとのインストール方法をまとめました(2026年8月1日確認)。

スクロールできます
OSLM StudioOllama
macOS公式サイトからインストーラーをダウンロード.dmgをマウントしApplicationsへドラッグ(推奨)
Windows公式サイトからインストーラーをダウンロードOllamaSetup.exeを実行(管理者権限不要)
Linux公式提供の実行ファイルを使用curlのワンライナー、または手動展開

いずれのOSでも、公式が推奨する方法に従えば大きく迷うことはなさそうです。

Windows・Linuxでの注意点

Windows版のOllamaは、管理者権限を必要とせず導入できると公式に明記されています(2026年8月1日確認)。

ただし、Windowsでの実機確認はしていません。画面の見た目や所要時間は本記事では扱いません。

Linuxは、ワンライナーのほか、tarballを手動展開してsystemdサービスに登録する方法も公式に案内されています。

ローカルLLM作り方|モデル選びとダウンロード経路

ローカルLLMの作り方におけるモデルの入手経路を示す図解。LM StudioはHugging Face経由、Ollamaは公式レジストリ経由と対比している

モデルの入手先は、LM StudioとOllamaでまったく違います。

まず、実際に使ったLM Studioでのモデル探し方から確認します。

LM Studioのモデル入手経路

LM Studioには、Hugging Faceからモデルをダウンロードできる組み込みの検索機能が付いています(2026年8月1日確認)。

キーワード検索のほか、Hugging FaceのURLをそのまま貼り付けて探すこともできます。

実際には「Llama」と検索し、評価が高そうなLlama 3.1 8Bを選んでダウンロードしました(2026年7月時点)。

Ollamaのモデル入手経路

Ollamaは、Ollama自身のモデルライブラリからのollama pullが標準の入手経路です(2026年8月1日確認)。

スクロールできます
コマンド説明
ollama run {model}モデルを実行してチャット開始
ollama pull {model}モデルをダウンロード
ollama lsダウンロード済みモデルの一覧表示
ollama rm {model}モデルを削除

Hugging FaceのGGUFファイルを使う方法も公式にありますが、こちらは「インポート」という上級者向けの別手順です。

16GB機で選べるモデルの目安

実機検証では、16GBメモリ機でパラメータ数12Bあたりが実用上限という結果でした。

用途別のモデル選びはローカルLLMおすすめモデル比較、必要スペックの考え方はローカルLLMに必要なスペックで詳しく確認できます。

ローカルLLM作り方|チャット開始までの手順

ローカルLLMの作り方におけるチャット開始までの流れを示す図解。LM Studioのチャット画面とOllamaのコマンド入力を対比している

チャットの始め方は、ツールによって最も体験が分かれる部分です。

まずはLM Studioでのチャットの始め方から確認します。

LM Studioのチャット開始方法

Chatタブでダウンロード済みモデルを選んでロードすると、ChatGPT風の画面でそのまま会話を始められます(2026年8月1日確認)。

新規チャットの作成は「+」ボタンか、Macなら⌘+Nのショートカットでも行えると公式に案内されています。

Ollamaのチャット開始方法

Ollamaはollama run モデル名のようにモデル名を指定すると、そのままインタラクティブなチャットが始まります。

チャットを終えるコマンドは/byeです。画面遷移がなく、コマンド一つで完結する点が特徴といえます。

Mac×LM Studioで試した結果

悩んでる人

公式の手順どおりにやって、本当にすんなり終わるの?

情シス あおい

実際に試しても、詰まりなく進みました。

実際に動かしたのは、Llama 3.1 8B・Gemma 3 12B・ELYZA-japanese-Llama-2-7b-instructの3モデルです。

いずれも快適に動作しました(2026年7月時点)。

一方でgpt-oss 20Bは、起動はできたものの重すぎて、他アプリごと固まりました。

この検証の詳しい環境と手順は、MacでローカルLLMを動かす方法にまとめています。

ローカルLLM作り方|作った後の使い道

ローカルLLMの作り方を覚えた後の使い道を示す図解。ブログ執筆の補助とDiscord連携BOTを並べている

作って終わりではなく、日常の作業に組み込むところまでが本番です。

実際にどう使っているか、2つの例を紹介します。

ブログ執筆の補助に使う

導入したLM Studio上のモデルは、ブログ記事の執筆補助として使っています。

クラウドのAPIに文章データを送らずに、下書きの壁打ち相手として使える点が便利です。

Discord連携BOTに使う

もう1つの実際の用途が、Discordの会話ログをRAG化して連携させたBOTです。

過去のやり取りを踏まえた返答ができるようになり、単発のチャットとは違う使い方が広がりました。

次に確認したい記事

できること・できないことの詳しい線引きは、ローカルLLMでできること・できないことで確認できます。

Windows専用の詳しい手順や、Ollamaを軸にした深掘りは、この記事のあとに別記事で扱う予定です。

ローカルLLM作り方によくある質問

ローカルLLMの作り方に関するよくある質問をまとめました。

結局、何から始めればいいですか?

まずはツール選びからです。GUIで完結させたいならLM Studio、ターミナル操作に抵抗がなければOllamaが候補になります。

コードを書く必要はありますか?

LM StudioはGUI操作のみで完結します。Ollamaはターミナルでのコマンド入力が必要です。

どちらもプログラミングのコードを書く場面はありません。

WindowsでもLM Studio・Ollamaは使えますか?

公式にはWindows対応と明記されています(2026年8月1日確認)。

ただし本記事ではWindowsでの実機確認は行っていません。

モデルはどこからダウンロードしますか?

LM StudioはHugging Face経由、OllamaはOllama公式レジストリ経由が標準です。

どのくらいの時間で使い始められますか?

公式ドキュメントにも所要時間の記載はなく、本記事でも計測していません。

「詰まりなく完了した」という定性的な事実のみお伝えできます。

作った後は何に使えますか?

ブログ執筆の補助や、Discordの会話ログをRAG化したBOT連携などに使えます。

Ollamaにもチャット画面はありますか?

公式ドキュメントの範囲では確認できませんでした(2026年8月1日確認)。

案内されているのは、ターミナルでのollama run操作のみです。

まとめ|ローカルLLM作り方は4ステップで進められる

ローカルLLMの作り方について、ここまでの内容を整理すると次のようになります。

この記事のまとめ

基本ステップ:ツール選び→インストール→モデル選び→チャットの4つです。

ツールの違い:LM StudioはGUI完結、Ollamaはターミナル操作が前提になります。

体験の範囲:実機確認はMac×LM Studioのみで、Windows・Ollamaは公式情報にとどめました。

作った後:ブログ執筆補助やBOT連携など、日常の作業に組み込めます。

難しそうに見えても、実際の作業は普段使うアプリを1つ増やす感覚に近いものでした。

まずはGUIで完結するツールから、気になったモデルを1つ試してみてください。

ツールやモデルの選び方をもう少し詳しく知りたい方は、次の記事もあわせて確認してみてください。

参考資料
Getting Started | LM Studio Docs
LM Studio公式サイト
Ollama公式サイト

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